社団法人全日本愛鱗会

泳ぐ宝石 錦鯉

フレディ・マーキュリーと錦鯉 

Little Crazy Thing Called "KOI"

<フレディ晩年の日々を癒した日本の錦鯉>

映画「ボヘミアン・ラプソディー」の大ヒットを受けて、ロックバンド「クイーン」のリードボーカル、フレディ・マーキュリーが再注目されている。すでに各メディアで伝えられているように、彼自身が日本の文化に対してある種の思い入れを持っていたことは事実であろう。日本の骨董や着物を好んだ彼の趣味の一端は映画の中からも伺い知ることができる。

晩年、フレディはケンジントンの自宅「ガーデンロッジ」の庭に池を作り、錦鯉を楽しんでいた。イギリスではよく知られた話であったけれど、当時、日本国内ではあまり話題にはならなかったと記憶している。病気と闘っていた年月を、愛した猫たちと池で優雅に泳ぐ錦鯉に癒されながら彼は過ごしていたに違いない。

稀代のロック・ヴォーカリストは1991年に亡くなり、その後、屋敷と錦鯉は元ガールフレンドで盟友でもあったメアリー・オースティンが相続し管理していると聞く。残念ながら、2002年に池の管理会社の不注意により、フレディの89尾の鯉のほとんどが失われてしまった。

下記は、その時のニュースと錦鯉について「ガーディアン」web版に取り上げられた記事の中から、かつてのフレディのインタビュー部分を抜粋したものである。彼自身の錦鯉に対する気持ちが表れ、彼の数奇な人生を思うと、何かしら胸にこみ上げるものがある。

素晴らしい歌をありがとう、フレディ。



かつて、フレディ・マーキュリーは鯉への思いを次のように語っていた。「充実した人生を送ってきたから、もし明日死んだとしても悔いはないよ。探していた居場所をようやく得たというところかな。自宅の素晴らしい日本庭園に、それなりに費用をかけたこれらの鯉を最近入れたのさ。すごく気に入っている。」

Freddie Mercury once expressed his passion for koi thus: "I've lived a full life and if I'm dead tomorrow I won't give a damn. I've finally found a niche I was looking for. To have my wonderful Japanese garden with all this koi carp recently bought at such expense, I love it."



全内容は、The Guardian Web版  Life Style 24 Jul 2002