光り無地もの(ひかりむじもの)

全身が一色で地体に光りを持っているもの。
大正10年頃、新潟県竹沢の青木沢太郎が背筋に金色の入った鯉を親にして仔採りを始め、4~5代目に金兜、銀兜、砂金などを作出しました。これらに「白富士」と名づけられた雌鯉を交配して初めて全身が金色に輝く黄金鯉ができたといわれています。青木親子2代の長年の努力が実り、昭和22年頃に品種として固定された「黄金」種が完成しました。

体色によってそれぞれ呼び名があります:黄金、山吹黄金、プラチナ黄金、ネズ黄金、白黄金、オレンジ黄金、緋黄金、これらのドイツ種、金松葉、銀松葉、瑞穂黄金。