金銀鱗は、すべての品種の錦鯉に金色または銀色に光る鱗が背部に並んだ鯉をいいます。金銀鱗1種は、紅白、大正三色、昭和三色、写りものの銀鱗種。
品種区分としての金銀鱗の入り方は、魚体の肩口より背筋両側に2~3列、またはそれ以上に整然と並んでいることが必要とされます。金銀鱗の入り方が極端に少なかったり、整然さに欠くときには、単に「銀(金)がかんでいる」といって、品評会の審査では金銀鱗としての評価が低くなってしまうか、あるいはもとの品種の異品種出品とみなされることもあります。
金銀鱗には、金銀の入り方に数種の区別があります。
- 新潟銀鱗
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カド銀、スダレ銀、カス銀、玉銀、パール銀鱗、ツブ銀、ベタ銀
- 広島銀鱗
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ダイヤ銀、チャラ銀、ガチャ銀